苦痛の少ない内視鏡のご紹介
2024.07.04
当院では、苦痛の少ない検査で がんの早期発見につながるよう努めています。早期のがんについては最新の技術により治療を行っております。
がん以外の消化器(胃、腸、胆のう、膵臓、肝臓など)の病気にも精通しておりますので、検査が不安な方、病気について知りたい方はお気軽にスタッフまで御相談下さい。
■当院の検査について
●胃カメラ(食道、胃、十二指腸)
●大腸カメラ
●エコー内視鏡
●小腸カメラ
●嚥下内視鏡(食物の飲み込み状態をみる)
●その他内視鏡を用い種々の検査、治療を行っています。
胃と腸の検査を受けてみませんか?
北海道では、およそ3割の人が「がん」で死亡しており、男女とも死因の1位となっています。がんの中では、大腸が2番目に、胃が3番目に多くなっており、北海道は全国の死亡率より高くなっています。逆に胃と大腸のがん検診受診率は全国平均より低くなっています。胃がん、大腸がんは早期に発見できると治すことができます。
胃と腸の検査を受けてみませんか?
■胃カメラ検査(上部内視鏡検査)
口や鼻から内視鏡を挿入し、食道・胃・十二指腸などの粘膜の状態を直接観察する検査です。胃がんの早期発見やピロリ菌検査も行うことができます。食道・胃・十二指腸に関わる主な病気の早期発見に役立ちますので、リスクが高まる40歳以上の方は定期検査をおすすめします。
◆苦痛の少ない内視鏡を目指して
- 経鼻内視鏡・経口内視鏡のどちらかを選べます。
経鼻内視鏡の場合、舌の付け根にカメラが触れないため吐き気が起きづらく、より楽にうけていただくことができます。※検査の内容によってはご希望に添えない場合もあります。 - 細いカメラの使用
経鼻内視鏡は、直径約5.4mmの細いカメラを使用しています。ご希望であれば、口からでも、経鼻内視鏡の細いカメラを使用することができます。 - 鎮静剤の使用
ご希望があれば鎮静剤を注射し、うとうとした状態で検査を受けることが可能です。
◆経鼻内視鏡・経口内視鏡の違い
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■大腸カメラ(大腸内視鏡検査)
肛門からカメラを挿入し、盲腸から直腸までの大腸全域の粘膜の状態を詳しく直接観察する検査です。大腸がんなど、大腸に関わる主な病気の早期発見を目的として行われます。少しでも違和感があったり、症状でお悩みの方、リスクが高まる40歳以上の方は、一度受診の上検査をご検討ください。
◆苦痛の少ない内視鏡を目指して
- 細いカメラの使用
直径9.2mmの細い内視鏡を用意しています。
また、軽く腸壁に押し当てられただけで自然に曲がる機能があるため、スムーズな挿入ができ挿入時の負担軽減になります。 - 炭酸ガスの使用
検査後のお腹の張りを軽減させる炭酸ガスを使用することができます。 - 鎮静剤の使用
ご希望があれば鎮静剤を注射し、うとうとした状態で検査を受けることが可能です。 - 専門医が対応
札幌医科大学等より専門の医師が検査を行っております。病気の早期発見はもちろん、苦痛の少ない内視鏡を心がけ、丁寧に検査を行います。